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1年を通してのぶどう園の様子です。
ぶどうができるまでの様子と作業日誌を紹介しましょう
ぶどうの種類によって、作業時期がそれぞれ異なります。


4月初旬から下旬にかけて 芽かきの作業が始まっています。
新芽全体の伸びを揃える為にします。
ぶどう(安芸クイーン)の花穂が見え始めました。
まだ産毛に包まれたような蕾です。
4月下旬から5月中旬にかけて ぶどうの花穂の整形(整房)をしながら、余分な房を切り落とします。(摘房1回目)
ちょっと、首が苦しくなってしまいますが、大切な作業なので必死に頑張っています。
徐々に伸びてきた枝を
たなに固定する誘引も始まります。
5月下旬から6月中旬にかけて ぶどうの花穂が整えられ、花が咲き始めます。
満開になると、
ジベレリン処理(無格化にするため)が始まります。
1回目が終わってから、
10日後位に2回目のジベ処理(果実肥大にするため)が始まります。ぶどうの品種によって異なります。
5月下旬から6月下旬にかけて 1房ずつ、目標の房の数になるように鋏で1粒ずつ落としていきます。(摘粒)
粒数を制限することによって、重さも大きさも同じように整えられます。
同時に
仕上げの摘房をし(2回目)、余分な房を下ろします。
6月中旬から7月初旬にかけて 袋掛が終わり、ほっとしてる期間です。
袋をはずしてして見ると、藤稔の房が半分以上薄紫色に着色し始めています。
お天気が続いてくれるといいなぁと祈っている毎日です。
7月初旬から8月上旬にかけて 余分な養分の消耗を防ぐために生育旺盛な新梢を摘心します。
また枝のはね上がりを防ぐために、1〜2芽を残して切り落とします。
(徒長枝切り)
もう少しで収穫が始まります。
たまに袋をはずして、病気がないか気をつけています。
8月中旬から9月下旬頃まで収穫時期に入ります。 糖度計で収穫時期に入ったぶどうの糖度を測定して、十分な糖度に達したぶどうから販売が開始されます。
我が家のぶどう園では、収穫間近になったぶどうから順に袋をはずしていきます。
袋をはずすと、とても見応えがあり、身近に取って見る事ができます。(収穫も楽になります。)
10月下旬から12月上旬にかけて
この時期は、ぶどうの葉っぱも紅葉して自然と落ち始めます。
(落葉期)
12月には、土壌に応じて施肥を施しますが、ぶどうの樹勢によって施肥を調整します。
当ぶどう園では、以前ハウスに野菜を栽培してたので、施肥を抑えています。
12月中旬から1月中旬にかけて ぶどうの木の休眠期に入り、剪定・たな付けが始まります。
年内に終わらせるのが原則ですが、我が家のぶどう園は作業ペースが遅く、12月下旬から1月中剪定をしてます(バイトさんたちと一緒に剪定作業をしています。)
お父さん、マロンの監督のもとで頑張ってます。(マロン、クロちゃんと代替わりで頑張っていましたが、病気でそれぞれ天国に召されました)
毎年、ぶどうの天敵ハクビシンにぶどうを食べられ、困っていましたが、現在は、ぶどうの収穫が終わるまで、ハウスの周を全て電気柵で囲み侵入を防いでいます。

以上が主なぶどうの作業日誌となっています。
その他、まだまだ書ききれない作業はありますが、一つだけぶどうの命を守るために絶対かかせない大切な作業があります。
ぶどうの病気・害虫の発生を防ぐために行う防除です。
防除を最低4〜5回は行っていますが、発生状況により回数が増える場合もあります。
使用農薬は、許可がおりている安全な農薬を使用し、時期を見計らって散布しています。
それでも毎年、ぶどうの病気に悩まされます。
特に灰色かび病は、雨が多くジメジメした天気が続く宮城では、最もかかりやすい病気です。
以前、収穫時期に入ったロザリオ・ビアンコの袋をはずした時はもうすでに遅く、ぶどうの房が真っ黒な状態で、殆ど収穫が出来ませんでした。
いろんな経験を積みながら、悩みながら、勉強しながらの毎日です。
それでも、
ぶどうの芽が芽吹き、花が咲き、ほんのりと色付き始めた瞬間は、何とも言えない嬉しさと喜びがあります。
ぶどうのハウスに足を踏み入れるたびに成長していくぶどうの様子を見るのが何よりの楽しみになっています。


ぜんちゃんのぶどう畑

〒989-6121 宮城県大崎市古川深沼字上組2
電話 0229-22-3691
E-MAIL:budou_k1010@yahoo.co.jp
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